と言っても、首長選挙に限られている話。今日の国会、参議院本会議で、公職選挙法の改正案が全会一致で可決成立した。３月２２日に施行され、４月の統一地方選からローカルマニフェストがビラの形で配布できるようになる。
ちょっとだけ詳しく書くと、地方選挙で現在は禁止されている選挙運動用のビラ配布を認め、ローカルマニフェストの頒布を可能にするものです。配布できるのは１枚紙のビラ２種類まで。更に、ビラの配布には上限が定められ、知事選は１０万〜３０万枚、政令市長選は７万枚、一般の市・区長選は１万６０００枚、町村長選は５０００枚。
まずは、一歩前進。でもあくまで一歩。議員選挙は対象外だし、市長選挙で上限が１万６０００枚と言うけど、全員にわたらないじゃないか！！そんなに思ったりもするが、それでも、一歩前進。前に進むことを喜ぶべきかもしれない。。。
ちょっとおまけ。
この改正法案は２０日に提出され、実質的な審議を省略して、わずか２日でスピード成立したと言う。国会でも、このスピードでやればできる。どこかで、報酬の月割りを日割りに変更することができなかった自治体もあったが、時間がなかったという言訳はこれで通用しないことがはっきりした。
