今日は、公共の施設等のあり方に関する調査特別委員会の実質審査2日目。教育施設全般についての審議となりました。
その中でも大きな問題となるのが、小中学校。市の出している『公共施設等のあり方に関する基本方針』に書かれている小学校及び中学校の方向性は次の通り。
施設名 小学校
方向性
1 特別支援学級を除き、18学級を目指すことが望ましく、学級の組み替えができない12学級未満の小学校は、隣接校との統廃合の是非について検討を行う。
2 一クラスの児童数は、現行どおり、1年生から3年生までは35人以下とし、4年生以上は40人以下を継続することが必要であるが、学校教育の更なる充実を図ることが本市の重要課題であり、少人数学級も視野に入れた中で、今後更に検討を行う。
3 通学距離については、4km以内を基本とすべきであるが、児童の安全面を考慮しながら、スクールバス運行の充実も視野に入れた中で、通学区域の見直しや隣接校との統廃合について検討を行う。
4 就学前保育との連携・接続も併せて、小・中学校一貫校の設立の是非など、小学校と中学校との連携を図る方策について検討を行う。
5 小学校が地域コミュニティの中核的施設となることが予想されることから、小学校施設の複合化・多機能化の是非について検討を行う。
施設名 中学校
方向性
1 特別支援学級を除き、国語・社会・数学・理科・英語教員の複数配置が可能となる9学級以上で、かつ、小学校2校程度を包含する中学校が望ましいことから、12学級以下を目指すことが望ましく、教員の複数配置などが困難となる9学級未満の中学校は、隣接校との統廃合の是非について検討を行う。
2 一クラスの児童数は、40人以下を基本とすべきと考えるが、学校教育の更なる充実を図ることが本市の重要課題であることから、少人数学級も視野に入れた中で、今後更に検討を行う。
3 通学距離については、6km以内を基本とすべきであるが、生徒の安全面を考慮しながら、スクールバス運行の充実も視野に入れた中で、通学区域の見直しや隣接校との統廃合について検討を行う。
4 就学前保育との連携・接続も併せて、小・中学校一貫校の設立の是非など、小学校と中学校との連携を図る方策について検討を行う。
5 中学校が地域コミュニティの中核的施設となることが予想されることから、中学校施設の複合化・多機能化の是非について検討を行う。
公共施設の統廃合には多大なエネルギーが必要です。まして、学校の統廃合は地域の方々にとって本当に大きな事件。9月には素案が示されますが、果たして・・・