飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

24年度、体罰調査。飯塚市では5件。

今日は、新しく所属になった市民文教委員会の開催日。

委員会での審議を紹介する前にちょっと議会の仕組み紹介をちょびっと?


この市民文教委員会では、市民環境部と教育委員会を所管するわけだが、じゃあ、所管する部署の事について、どんなことでも審議できるかというと実は違う。
このあたりは、自治体議会毎に違うローカルルールがあるそうだが、飯塚市議会のローカルルールはというと、本会議が閉会中の委員会では、特別付託案件といってあらかじめ本会議の際に決定した事柄しか審議できない。
本会議が開会中の委員会では、委員会に審査を任された議案の他、「所管事務調査」という手段を使って「これこれについて質疑したい」と申し出を行い、委員会で認められたら出来るんだけど、この「所管事務調査」は閉会中の委員会ではできないというローカルルール。

で、委員ががらっと替わったにもかかわらず、現在の市民文教委員会では、特別付託案件である「学校施設等の再編について」だけしか審議できない。


あと話題になるのは、執行部側からの「報告事項」だけ。こちらは質疑ができるものの資料の要求なんて事も出来ない。

このあたりも、議会改革が必要な所かな。


で、委員会の様子に話を戻そう。

今日の委員会は、委員会再編直後と言うことで、学校再編の対象校のうち、小中一貫校が建設される3つの候補地を見に行くことになっており、報告事項からのスタート。

今日の報告事項は7件。そのうちの1件が「平成24年度に発生した体罰について」だった。そこで報告されたのが、24年度の飯塚市内の小中学校での体罰は5件5名だったということ。調査の方法は次の通り。(1)まず全教員、保護者、児童生徒へのアンケートを行う。(2)各学校でアンケートを元に聞き取り調査。(3)第三者を含めて検討。


ちょっと長くなったので、今日はここまで。皆さんは、この体罰の件、どう思います?