飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

保育士の方、元保育士の方、その他皆さん!保育園のこと教えて下さい!

本日13日の金曜日飯塚市議会では、私の所属する厚生委員会が開かれました。
特別付託といって、昨年から取り上げている問題の一つが、保育行政。昨年4月に17人だった実質的待機児童は、今年2月には117名にも増えていました。この状況は、保育士不足によるものですが、それにも関わらず、3月議会での予算委員会で明らかになったことは、市は28年度予算でも保育士不足に対しての予算措置を組んでいないことでした。
担当委員会の厚生委員会としても、この状況を放置することは出来ません。

懸念していたように、この実質的待機児童は、28年4月には48名、5月には62名とやはり増えていることが委員会で報告されました。この問題をどう解決していくのかが市には問われていますし、私たち議会も問われています。

市側は、私立保育園の経営者の方々の代表と先日意見交換を行い、以降月1回のペースで行うということですが、これだけでは、不足しています。質疑の中で、私たち議会が求めたのは、経営者側だけではなく、働く側の意見についてもきちんと把握すること、またユーザーである保護者・市民の意見についても改めて把握すること、改善のために何が出来るか、短期で出来ることは何で、中期でやっていくことは何かきちんと整理することなどの問題提起を行いました。

また、この問題で飯塚市に「待機児童」がいないとするのは、市内全域がエリアになっており、筑穂保育所が入所率60%台と空いているためです。そのため、保護者の移動手段をはじめ、実際の就労の状況等を考慮することなく、ここが空いている以上、ここには入れないと保護者が判断した場合、「待機児童」ではなく、「私的理由による未利用者」という区分に整理されてしまいます。

これが、現実的ではないのは明らか。他の福祉施設を見ると、高齢者施設だけでなく、学童保育についてもきちんと市内をいくつかのエリアに分けて設定してあります。

この点についても、以前も指摘しましたが、改めて検討するように求めました。

市は努力すると言われていますが、現実にこれだけの方々が困っておられます。市は昨年12月に決定した総合戦略でも子育てしやすいまちづくりを大きな目標にたてています。であれば、このような目の前の問題を以下に早く解決するのか。
努力するだけではダメで、結果が求められるのが、大人の仕事。

一刻も早く、実質的な待機児童を解消し、その次のステップ、飯塚の子ども達をいかに幸せに育てていくのかに移行したいものです

なお、この問題の解決のためにも、保育士不足をはじめ、保育に関わる色んな問題・ご意見等を教えて頂けると助かります。
現役保育士の方々、保育士をやめられた方々、ぜひ現状などをお教え下さい。
また、保育園にお子様を預けている方、ご親戚やお近くにそんな方がおられてこんなことを聞いたことがあるというのでも結構です。皆様からのご意見・ご提案等、どうぞよろしくお願いします!

ご意見等は、info@eguchi-tohru.com までお願いします。