飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

コロナ対策【エコバッグ+ハンドソープ+パンフレット+ゴミ袋2つ=1億4千万円】 総務委員会はどうなった? 会議概要

今回の議会の大きな論点、コロナ対策【エコバッグ+ハンドソープ+パンフレット+ゴミ袋2つ=1億4千万円】 について、昨日は総務委員会のYouTubeをご紹介しましたが、今日はその会議概要を文字で紹介します。
思うことはありますが、それはまた後日。

なお、この会議概要は私の個人的メモを元にしており、タイプミスなどがあり得ます。その点は、YouTubeでご確認下さい。

 

松延議員
Q 歳出で質問があった、パンフレット、ハンドソープ、エコバッグ、ゴミ袋について配布方法をどうするのか疑問。今一度説明を。
A 12地区のまちづくり協議会にお願いする方向で調整中。
Q 自治会長会、まちづくり協議会との協議をするいとまがなかったというのは無理がある。またパンフレットは自治会の回覧で回せる。まち協(まちづくり協議会)と言ったが、9月末が納品と言われていた。いささか計上が雑だった。まち協との会議はやって欲しかったと思うがどうか。
A 各地区まち協の会長、自治会長会の会長には議会上程前に概要説明はしており、一定の理解はしていただいている。しかし、量・数については意見を頂いている。その点は、まち協にになっていただく大きな目的は地域での活動が行われていない状況にある。また加入が少ない状況にある。ゴミ袋にも自治会に加入しましょうと書いて促進に役立てていただきたい。またまち協の認知度が上がっていない点についてもその向上を目的として、丁寧に説明し、あらゆる手法、各地区でも色んな考えがあるだろう。課題を一緒に考えていきながらお願いしたい。
Q 物理的に時間的に執行部のやり方として杜撰だったと指摘しておく。またパンフと3つの品物について近隣の女性に聞いた。エコバッグはファッション性がある。大きさ、機能性。女性の方が同じモノを持つのはどうか。女性職員の意見を聴いて検討したのか?
A 内部では検討した。エコバッグの種類も多数。スーパーで使用されるレジカゴにあうバッグ、大きなモノを入れるバッグなど様々。その中でどれかを決めさせていただく。アメリカではエコバッグの使用禁止という話もある。各家庭で複数枚ある方が良いのではないかと考え予算計上した。

Q 1億4千万の内半分がエコバッグを占めている。洗い替えという提案だが、大きな金額であり十分に慎重にして頂きたい。

 

小幡議員
Q 衛生費、全世帯にハンドソープ+パンフレット、エコバッグ、ゴミ袋を配布するとされているが、近隣の方に話を聞いたが、アベノマスクと一緒で、売っていないときだったら非常にありがたいが、今はどこでも売っている。またエコバッグは好みをあるし、既に持っている。ゴミ袋はありがたいがなぜ1世帯あたりなのか、世帯でも人数が様々という意見だった。
投資する割には効果がないという前提で聞く。
ハンドソープ、エコバッグ、ゴミ袋などの単価と予算は?
A ハンドソープは、250mlの手押し式ハンドソープで、1個440円、2880万円。
エコバッグは、レジカゴタイプ2枚で1枚512円+税。7321万6千円
ゴミ袋可燃ゴミの中 1袋@121.77円を2巻、 15831千円
配布は見積もり等正確な根拠はないが、1世帯あたり300円で1950万円

Q これで1億4千万だ。1セット2150円で各世帯に配る。趣旨は分かるが、商品の納入は9月末と言うが、実際の配布はいつになるか?
A まち協との事前調整を含め、納入後すぐに、10月にでも配布できる体制を作りたい。
Q すぐに配ると言うが、まち協、自治会などからの意見は?
A 正式には27日に議決頂いた後に詳細に話をしたい。課題としては、数が多いとか、重さについてなども意見があった.各地区自治会長会、隣組長とも細かな調整をしていきたい。課題については、市としてルールと作っていただきたいと言われている。良い意見としては、作業はかなりのものとなるが、未加入世帯の加入促進、高齢者の見守り活動の強化、災害発生時の把握とあわせて、まち協の組織の連携強化も図れるのではと言われている。向こう三軒両隣という習慣を取り戻せるのではないかとも。来週以降詳細な打ち合わせをしたい。
Q そのような活動は日頃の活動でも十分できる。コロナ対策において14千万を使うんだ。ホントに必要なモノを配るべき。今の話では、まず予算通して。詳細はこれから検討すると言う事。受けるまち協は大変。「議会が勝手に通して」と言われる。配布費用の1世帯300円の内訳は?
A 正式には決定していないが150円を手数料負担金として考え、100円を仕分け作業の負担金、まち挙の関係者自治会長隣組長の意見も頂きながら、各地区の1個あたりの単価を決めていきたい。配布手数料は不要という所もあるが、総合的に判断したい。
Q まだ決まっていない。行政協力補助員の仕事ではないのか?自治会加入していないところや、住民票がないところにも配るのか?
A 未加入世帯は各地区でも大きな課題。自治会長と隣組長が協力してやるべきと言う意見と、配布できないという地域もあるだろう。中堅若手の構成団体と協力体制を構築した上で、未加入世帯に対応したい。把握方法は、個人情報の観点から、自治会長に協力頂きながらやる手法、住基リストハガキ等の発送など決定していないが最終的に決定したい。

 

上野議員
Q 環境対策費エコバッグの単価512円では金額があわないが?
A 1世帯2枚。
Q 市内の普及率はどの程度か?
A 調べていない。
Q エコバッグの費用は印刷製本費?
A エコバッグにデザインの印刷をする費用。印刷業者にお願いして印刷したモノを納入して頂く。
Q 入札の業種はどうなる?
A 印刷となる。
Q 間違いないか?
A その通り。
Q パンフレット・エコバッグ等の配布だが、自治会・隣組の現在の数は?
A それぞれ278と2890。
Q 先ほどまでの配布方法を聞いていると自治隣組長にお願いしたいということだが、2900人が動くことになる。この方々の対策はどう考えているか?
A 自治会長を通して話して頂く。一度に集めるのは不可能。各地区で説明会をしたい。
Q 全世帯に配るというと学生の一人世帯にも配るということだが、重さは1世帯分でどの程度になると想定しているか?高齢の方が多いのでは?どれだけ持てるか?
A 1kg弱と想定している。一回に持てる量は限られる。手法は考えたい。
Q まち協へ@300円で渡すことになるだろうが、投げ渡しか?
A まち協へ負担金として交付する金額は各地区で協議頂き、経費配分を決めて頂きたい。地区によっては統一して頂きたいと言う意見がある。その分も含め検討したい。
Q 予算あげてくる前に作っておかないと行けない。お金を差し上げるので義務と責任が生じる。受け渡しのトラブルの対応、受取拒否もあるだろうがどうなる?
A 各地区まち協で自治会長、隣組長から実態をあげて頂き、対応したい。
Q 290の自治会がある。行政としての対応は1課でやるのか?
A まちづくり推進課が主幹、しかし、トラブル等の解決には所管課と連携して対応したい。
Q ちょっと無理があるのでは無いか。事務所においといて引換券を送って取りに来て頂いてはどうか?
A 各地区からもそういう意見があった.それも含めて、調整したい。
Q 絶対その方が良い。1950万配布の予算があるが、ハガキの送付はそんなにかからない。高齢の隣組長に配布させるよりそうしてはどうか。
A 未加入世帯にハガキを送付するなどの案も市から提示している。遅いと言われているが、簡便な方法も含めて考えていきたい。
Q 行政がやることなので、ある程度ルールを示すべき。感染が起きたらどうする?
A 行政としての一定のルールを作っていこうとは思っている。

以上のようなエコバッグ等に関する質疑を含め、1時間半程度の質疑の後、一旦休憩、再開後、小幡委員よりエコバッグ等の予算を削除する修正案が出されました。

 

その後、修正案に対する質疑となりましたが、これはなし。
次に、原案・修正案に対する討論となりしたが、これもなし。

 

そして、採決へ。
まず、修正案について採決がありました。賛成は小幡・松延の2名、反対は上野・秀村・守光・田中武春の4名で、賛成少数で否決。


続いて、原案の採決です。こちらは、先ほどと反対の賛成4(上野・秀村・守光・田中武春)、反対2(小幡・松延)で可決となりました。

 

4連休を挟んで、27日の月曜日が本会議最終日。最終決定はこの場となります。

ぜひ、傍聴へ。また、皆さんのご意見を議員へお寄せ下さい。

 
ネット中継はコチラからhttps://www.youtube.com/channel/UCImEooMJx19ogKr5TsEkocw

 

 

なお、総務委員会の審議の様子のYouTubeはコチラから。youtu.be