飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

飯塚市では、まだもう少し、うんちを持ち歩く日々が続きます。

今日は、本会議一般質問で、コロナ対策についてお聞きしました。

動画はコチラからどうぞ。

youtu.be

まず取り上げたのは、市のタイムライン。

これは、新型コロナウイルス感染症がこんな状況になったら、市としてこのように対応する!という行動予定を示したモノです。ただ、7月27日の対策本部会議で「今のタイムライン、現状にあっていないので見直しします」ということは決めたはいいけど、未だに見直し後のタイムラインが決まっていない。

 

「市役所さ〜ん、今はもう9月ですよ〜」という声が聞こえそう。

 

この問題、8月5日の協働環境委員会でも指摘していたのにそのままなんですよね。
忙しいのは分かるけど、ここ大事でしょ!と改めて指摘させて頂きました。

 

また、市役所のホームページの情報が古かったり、探しにくかったりする点の改善や、市民からの要望とそれへのお返事をQ&Aとして整理してアップして頂くよう提案しています。

 

続いては、飯塚版アベノマスク?とも言われたエコバッグ+ゴミ袋+ハンドソープ+パンフレットの配布1億4千万円也〜の件。

 

なんと、市はエコバッグ2枚って言ってたのを1枚に減らし、その代わりに500円のエコバッグorゴミ袋orセッケン類の購入補助券とするそうです。

 

また、配布方法も、パンフレットは郵便局に配ってもらったり、それ以外のエコバッグ+ゴミ袋+ハンドソープは引換券を郵送した上で、自治会経由での配布だけでなく、自治公民館や交流センターでの配布(市民が引換券持って取りに行く)もありということだそう。

 

ある方はご自宅にお届けしてくれるのに、ある方は交流センターに取りに来て!という市民の中での不公平?が生じます。

 

また、このエコバッグなどの配布、1セットが約1kgになるのですが、自治会関係者からはホントに私たちに配らせるのか!と不評です。

 

本音で言えば、(議場でも言ってるけど)今からでもやめて欲しいこの事業、どうしても、どうしてもするというなら、まち協・自治会経由ではなく、失業した方、収入が減った方などにアルバイトで配って頂いた方がよっぽど良いかと思います。

 

そして、今日のブログの本題。うんちを持ち歩く日々が続く問題。

なんだろう?と思った方も多いかと思います。

 

これは、保育園での使用済みオムツについての話なんです。

以前も取り上げましたが、飯塚市の保育園・認定こども園では、使用済みのオムツを保護者が持ち帰っているところと園で捨てているところが半々くらい。

公立の保育所認定こども園は全て保護者のお持ち帰りです。

使った衣類と一緒に、使用済みのオムツの入ったビニール袋?を通園バッグに入れて、車に乗せて持って帰って、家で捨てる。。。もしかしたら、車で送迎されていない方は、帰りがけにスーパーに寄るときも使用済みオムツと共にお店に入っているかもしれません。

 

えっ!と思ったお父さん、ご自分のお子さんが行っている保育園がどちらか、お母さんに聞いてみて下さい。もしかしたら、いつも私がやっているのよ!と怒られるかもしれません(^_^;)

 

このオムツの持ち帰り、理由としては、保護者にこどもの便の様子を見て、健康状態を確認して欲しいと言うことらしいんですが・・・お迎えの時に一言伝えたり、連絡帳でいいですよね。市内でも約半数の園はそうやっていますしね。

 

で、このオムツの持ち帰り、保護者も負担ですし、実は保育士も負担なんです。園での処理だったら、ゴミ箱にポイっと捨てればいいのですが、お持ち帰りだったら、オムツ替えをしたら使用済みオムツをビニール袋に入れて口を結んで、その子専用の使用済みおむつ入れに入れなきゃならないんです。

 

うんちをトイレにそぎ落とすところを保育士がやっている園もあるとか。

 

で、今、コロナですよね。

 

当然ながら、この使用済みのオムツのお持ち帰り、衛生的に考えるとアウト!と言う指摘もあります。コチラのブログでは、感染症に詳しい看護師の方がその点を指摘されています。

www.nhk.or.jp

 

新型コロナウイルス感染症のウィルスも便に多くいるということが報道されています。

つまり、このオムツのお持ち帰りを園処理に変更することは、新型コロナウイルス感染症対策としても有効と言う事です。

 

ただでさえ、負担が大きく、保育士不足なのに、コロナで更に大変になっている保育園の現場。その負担軽減のためにも、オムツの持ち帰りをやめるべきと6月議会でも指摘、その際には、早急に検討するという答弁でしたが、今回も検討するという同じ答弁。

 

やる方向とはお聞きしていますが、残念ながら、保護者の皆さんのうんちを持ち歩く日々はまだ続きそうです。

 

この問題、数年前から首都圏を中心に取り上げられ、園処理に続々変わっています。飯塚市も今すぐにでも変えて欲しいと切に思います。

 

 

あと、経済的支援の件と、次亜塩素酸水についてお聞きしましたが、その点はまた別の日に。