今日も100条委こと新体育館移動式観覧席の入札に係る官製談合等調査特別委員会が開かれました。朝9時半から懇談会を行い、10時からコトブキシーティングの支店長を証人としてお呼びしてお話をお聞きしました。
続いて11時半からは参考人として愛知(株)の支店長からお話をお聞きしました。
昼休みを挟んで、午後1時からは副議長である坂平末雄議員をお呼びしてお話をお聞きする予定でしたが、・・・なんと出頭拒否!
いや〜、びっくりです。
今日は、この経緯についてお伝えしたいと思います。
まずは、坂平議員からの申出書をご覧下さい。
こういった申し出があった場合、どうすべきか,新体育館移動式観覧席の入札に係る官製談合等調査特別委員会では、委員会に諮って決定してきました。
今回の申し出についても、9時半からの懇談会で協議し、おおよその方向性を坂平議員に伝えた上で、午後1時の委員会開始直後に、申し出の取り扱いをどうすべきか、委員会に諮った結果、賛成少数であったことからネット中継の中止の申し出については受けられないと正式に決定しました。
そのことを事務局から坂平議員にお伝えしたところ、以下の「証人出頭要求に対する不出頭届出書」が提出されました!
そもそも、今回の新体育館移動式観覧席の入札は、6月議会で議案を審議した際にも公平な競争の元に入札が行われたのか、問題視する声が大きかった案件です。
13社を指名して行われた指名競争入札で、10社が辞退して、残る3社が入札。
応札した3社のうち1社は、坂平議員が過半数の株を持つ坂平議員の妻が社長を務める会社、もう1社は飯塚市が株主で飯塚市の職員OBが社長を務める会社、そして落札した会社は、坂平議員の後援会長が社長を務める会社。
それに加えて、「坂平議員と、移動式観覧席の受注業者、当時の契約課長、さらに誰か不明の女性が、昨年2月に会食していたことなどから官製談合等の疑いがあるので調査を!」との請願を受け、設置された地方自治法100条の調査権限を持つ委員会です。
こんな疑惑がある中での委員会です。
飯塚市は政治倫理条例を定めています。その政治倫理条例の中で、市長等及び議員の責務として、「市長等及び議員は、市民の信頼に値する倫理性を自覚し、市民に対し自ら進んでその高潔性を明らかにしなければならない。」と定めています。
そして、市議会では本会議や委員会を開く際には、原則としてネットでの生中継と録画中継を行うことを決めています。
飯塚市議会インターネット中継に関する要綱
→ https://www.city.iizuka.lg.jp/somutoke/youkoutou/documents/02429001.pdf
なんらやましいことがなければ、自ら進んでその高潔性を明らかにするには、ネット中継は歓迎すべきことではないでしょうか。
また、ネット中継の申出書に「同委員会副委員長江口徹氏が個人のインターネットブログにおいて、本人の主観も含めて証人尋問の内容を事細かに掲載し、これに対する抗議が証人からなされ、正式に議長から注意されたにも関わらず、今なお是正されておりません。」
とありますが、私は議長及び議会事務局から「証人から抗議があったこと」を伝えられ、「ブログを削除して欲しい」とのお願いをされましたが、正式に注意なんてされていません。
そもそも、証人からの抗議があったからと言って、議員にブログを削除して欲しいとお願いすること自体、問題となる行為だと思っていますし、そう伝えています。
また、
「会議の記録は正式な会議録のみであり、それに先んじてのこのような行為は、証人が不安視していた悪意ある情報の流布であり、誹謗中傷等を含めたプライバシー侵害がなされる危険性が高い行為であると考えます。
このような行為を当該委員会の副委員長が行い、それを看過して委員会運営がなされている中において、 ネット中継等を行えば、 印象操作や誘導、悪意ある発言、委員のスタンドプレーがなされる恐れは否定できません。」
ともありますが、新体育館移動式観覧席の入札に係る官製談合等調査特別委員会は、秘密会ではなく、記者や傍聴人も入った公開の元で行われています。
私のブログは、その公開の委員会の様子を皆様にお伝えするために書いています。
また、私のメモをベースに私の責任において情報を発信しているものであり、通常の議員活動であり、なんら制限を受けるものでもありません。
また、この証人喚問については、新聞社も記事を書いていますが、新聞社にも抗議したんでしょうかね。
最後までお読み頂きありがとうございます♪
残された時間は僅かですが、引き続き真相究明へ向け、努力します!
今後ともどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m