飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

三大議会事務局研究会合同シンポジウム



一昨日の16日土曜日は、大阪市のエル・おおさか(大阪府立労働センター・大阪市中央区北浜東3-14)で開かれた三大議会事務局合同シンポジウムへ。

大阪までは新幹線で移動、そして「このあたりに加野屋があったのかなぁ」なんて考えながら、大阪駅からエル・おおさかまで歩きました。


法務ふくおかが、自治体の法務担当者や学者の方々、議会関係者等々の自主勉強会であるのと同様、こちらのイベントも、「議会事務局研究会」、「議会事務局実務研究会」、「いわて議会事務局研究会」と、議会事務局関係者、学者の方々、議会関係者、首長等々が参加して行われている自発的な研究会の集まりです。
この議会事務局の勉強会には、Facebook繋がりの湖西市長の谷畑さんからお誘いを頂き、初めての参加となりました。


まず最初に、議会事務局研究会代表・立命館大学教授の駒林良則さんがご挨拶と経緯を紹介、続いて、以下の4名が基調報告をされました。
長内紳悟さん いわて議会事務局研究会(久慈市議会事務局)
香川純一さん 議会事務局実務研究会(町田市議会事務局)
高沖秀宣さん 議会事務局研究会(三重県地方自治研究センター)
谷畑英吾さん 議会事務局研究会(湖南市長)

谷畑市長は、「首長から見た議員と事務局の関係」と題しての基調報告です。


基調報告があった後、休憩を挟み、パネルディスカッションが2時間以上!
こちらのコーディネーターは、月刊ガバナンス編集長の千葉茂明さん。
コメンテーターは、山梨学院大学教授で議会事務局研究会所属の江藤俊昭さんと、同じく議会事務局研究会所属の伊万里市議会議長 盛泰子さん。

この三名は、以前から清渓セミナー等々でお会いし、面識のある方々でした。
山梨学院大学教授の江藤さんは、今年の清渓セミナーの講師でもありました。

パネリストは、久慈市議会事務局(いわて研)の長内紳悟さん、市川市議会事務局(実務研)の野村憲一さん、大津市議会局(実務研)の清水克士さんのお三方。

大津議会局については、議会改革では常連のように名前の挙がるところです。ここは議会事務局ではなく、議会局と名乗る数少ないセクションです。
最近では、議員任期4年間における議会活動に対する市民への説明責任を果たし、平成27年3月に制定した「大津市議会基本条例」を具現化するため、議会版実行計画として「大津市議会ミッションロードマップ」を策定され、耳目を集めました。

濃密なパネルディスカッションの後は、議会事務局研究会共同代表である近畿大学准教授の辻陽さんのご挨拶で閉会。

その後も、参加された皆様とたっぷり意見交換をさせて頂きました。

全国を見渡すとそれぞれの議会で本当に多種多様な取組があっています。
そして、それには議会事務局の方々の協力はもとより、議会事務局の方々との協働が鍵となる。改めて、そのことを強く感じた勉強会でした。

これらを参考にさせて頂き、飯塚の議会も議員だけでなく事務局の方々と共に、市民のための組織として更に活動していきたいと思います。

参加された皆様、ありがとうございました!