飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

一般質問第1日、児童クラブでの昼食提供を。〜田中武春議員〜

今日12月5日から8日までの4日間の日程で、12月議会の一般質問が行われます。
今日は、田中武春議員、吉田健一議員、赤尾嘉則議員、吉松信之議員、藤堂彰議員の5人が登壇。市長をはじめとする執行部の考えを質しました。

 

その中で、一人だけご紹介しますね。

それは、今日のお題にも書いた田中武春議員の児童クラブの昼食に関する質問。

 

切り出しは、給食の制度について。

小学校4010円、中学校4830円で、安心安全安価で栄養価の高い昼食を食べることができていると紹介。

その後に、児童クラブに2100人が通常通い、夏休みなどの長期休みではさらに200人が増えること。そして、宮若市での水難事故を引き合いに出し、子どもを児童クラブに預けることによって、安心して働くことができることを述べた上で、長期休みや土曜日などに弁当を持たせなくてはならないこと、その負担が結構重いことを述べられました。

 

次に、7月に新聞記事で、こども家庭庁の調査で22.8%の児童クラブが昼食を提供していたこと、こども家庭庁が昼食提供を保護者のニーズも高いとして、地域の実情に応じて昼食の提供を検討してほしいとしていることを取り上げられました。

参考:NHKニュース

www3.nhk.or.jp

それから飯塚の児童クラブでの昼食の現状を聞いた上で、旧穂波町では2001年から昼食提供が実施されていたこと、穂波町民からは続けてほしいという要望が強かったものの合併に伴い提供しないこととなったことを紹介、他の自治体での取り組みを質問した上で、飯塚でも導入することはできないかと武井市長に迫りました。

 

これに対し、武井市長ではなく藤江副市長が「保護者の負担軽減や安心感にも繋がるとは思うが、児童クラブ の利用者数、施設数が非常に多いので、まずは先進事例について調査・研究したい」と答弁。

この答弁を受け、田中武春議員は、「報道によれば1食あたり費用が100円という事例があったり世帯収入の格差が拡大、困窮世帯が増加していることもある。調査研究を早期に実施いただき、来年夏休みには昼食提供を実施していただきたい」と強く求められました。

youtu.be

この問題は、以前私も取り上げた問題ですが、今回、田中武春議員は、こども家庭庁の調査や他自治体の提供方法を調べた上で、私とは違う切り口で実施を迫りました。

田中武春議員、グッジョブです!!


参考:こども家庭庁『放課後児童クラブの長期休業期間等における食事提供事例集』

https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/69799c33-85cb-44f6-8c70-08ed3a292ab5/ab089c13/20230401_policies_kosodateshien_houkago-jidou_23.pdf