飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

本会議終了。市場補正予算・定数削減、賛成多数で可決。議会改革特別委員会設置否決される。

本会議終了しました。

注目議案の結果をお知らせします。
97号 飯塚市地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)
98号 飯塚市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例
この二つの議案は、市場の移転費用が27億円から41億円へと大幅増額となる議案ですが、先日来お届けしているように、問題点がいっぱい。ですが、両議案とも賛成多数で可決となりました。
内訳は賛成17人、反対9人、棄権1人。
各議員の賛否は次の通りです。
賛成:坂平末雄・平山悟・瀬戸光(市民クラブ)、道祖満・佐藤清和・田中武春(市民民主クラブ)、田中裕二・守光博正・奥山亮一・光根正宣(公明党)、鯉川信二(同志会)、古本俊克(新政飯塚)、永末雄大・深町善文(いつか会)、松延隆俊・城丸秀高・吉松信之(而今会)、
反対:江口徹・兼本芳雄・小幡俊之・土居幸則(新政飯塚)、田中博文・吉田健一(同志会)、秀村長利(いつか会)、川上直喜、金子加代
棄権:福永隆一

 

この議案に関しては、私は反対討論をしています。

 

次は、私どもの提出した議員提出議案第4号 議会改革特別委員会の設置に関する決議ですが、残念ながら賛成少数で否決となりました。
内訳は、賛成11人、反対16人

賛成:江口徹・兼本芳雄・小幡俊之・土居幸則(新政飯塚)、福永隆一・松延隆俊・城丸秀高・吉松信之(而今会)、鯉川信二(同志会)、永末雄大(いつか会)、金子加代

反対:坂平末雄・平山悟・瀬戸光(市民クラブ)、道祖満・佐藤清和・田中武春(市民民主クラブ)、田中裕二・守光博正・奥山亮一・光根正宣(公明党)、古本俊克(新政飯塚)、秀村長利・深町善文(いつか会)、田中博文・吉田健一(同志会)、川上直喜、

 

次は、議員提出議案第3号 飯塚市議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例。この議案は、議員定数を28人から24人へ4人減とする議案です。

この議案は、賛成多数で可決となりました。
内訳は、賛成21人、反対6人
賛成:江口徹・兼本芳雄・古本俊克・土居幸則(新政飯塚)、坂平末雄・平山悟・瀬戸光(市民クラブ)、道祖満・佐藤清和・田中武春(市民民主クラブ)、田中裕二・守光博正・奥山亮一・光根正宣(公明党)、福永隆一・松延隆俊・城丸秀高・吉松信之(而今会)、秀村長利・永末雄大・深町善文(いつか会)、
反対:小幡俊之・(新政飯塚)、田中博文・鯉川信二・吉田健一(同志会)、川上直喜、金子加代

以上です。

とりあえず、今日は速報でした。
ふうっ!疲れました(^_^;)

卸売市場特別会計補正予算、総務委員会では賛成多数で可決!

 

今日の飯塚市議会、協働環境委員会と総務委員会が開かれました。

総務委員会では、先週木曜日の議案付託の際に物議を醸した卸売市場特別会計補正予算と関連議案が審議に。
この補正予算は、移転予定の卸売市場の事業費を27億円から41億円へ14億円を上方修正するものです。
木曜日の付託の際には、資料提出をという議員の問いに対し、執行部はなんと「資料はありません」と答弁。
休憩を挟んでの質疑の際には、多くの議員が質疑に立つという異例の状況でした。

この状況を受けての今日の総務委員会でしたが、使用料はいくらになるのか、不明のまま。収支予定などが書かれた事業計画書は提出されませんでした。

これで、議案を通してほしいといわれても、私はそれは無理筋だと思います。
ちなみに、総務委員会は賛成多数で可決です。
 賛成:松延隆俊議員(而今会)、田中武春議員(市民・民主クラブ)、守光博正議員(公明党
 反対:小幡俊之議員(新政飯塚)、秀村長利議員(いつか会)
 退出:上野伸五議員(同志会)
※瀬戸光議員は委員長のため、採決には参加していません。

地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)
地方卸売市場事業特別会計補正予算資料
資料1 新地方卸売市場整備費比較(上の表です)
資料2 新地方卸売市場の基本構想と基本設計の建築費比較
資料3 新地方卸売市場全体工程表
資料4 新地方卸売市場基本設計配置図兼平面図
資料5 飯塚市地方卸売市場施設整備基本構想
資料6 建設費増大要因


委員会の状況。画面をクリックしてください。

市場関連議案、資料がない?

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今日の本会議では、金子議員、川上議員の一般質問のあと、執行部提出の議案に対する質疑と委員会付託が行われました。
その中で、びっくりだったのが、市場関連の補正予算の追加議案。
もともと23億の建設費の想定が37億に変更というこれまたびっくりの大幅増額の議案。
質疑に立った議員数も異例の多さだったが、特筆すべきは資料についての以下の部分。

その議案にある程度の質疑の後、「質疑だけでは分からないので資料を提出して欲しい」との要求に対し、市側は「資料ができていません。」との答弁。
あり得ない答弁に、当然、本会議は休憩。
再開後、市側は「もちあわせていない」と答弁。その答弁を受けて、議長は、「総務委員会に提出させたいが」と。
当然、議員側は、「ないなら持ってくれば良い。」
またまた休憩。
再開して議長より「提出できますか」との問いかけに、市の答弁は、「資料ができていないので出せない」

「それ、大変な答弁だ。間違いないか」という質問に、ところで、また休憩。

この資料に関するやり取りの部分の中継の録画画像を見ながら時系列に整理してみました。あり得ません・・・が、読んで下さい。


5:50 25 
川上:資料をだしてくれませんか。議長取り計らいを。
5:51 40
市側:資料が準備できていない。
5:52 10 休憩
5:53 25 再開
市側:もちあわせてないので総務委員会に提出したい。
議長:委員会に提出させたい。

川上:ないならとんでもない!総務委員会には出すけどあなたには渡さない。質疑権を侵しているのではないか? もってくればいいのではないか?
5:55 30 休憩
5:59 10 再開
議長:資料は提出できますか?

市側:現在、資料が作成できていない。出せない状況。
議長:出せないとの答弁ですのでご理解お願いします。
川上:議会に提出した14億円の根拠の資料を今から作ると言うことか?
6:00 45 休憩
6:22 16 再開
議長:資料について整理する。詳細な資料についてはないと言う答弁ですので、総務委員会までに作成させて、提出させる。また議案説明用手元資料については、議長において補足資料として配布させる。

そうして出てきたのが冒頭の写真の資料。

資料に関するやり取りは以上です。ココの部分を含め、以下の動画を是非ご覧下さい。
今回の議案の提案理由説明から始まります。

youtu.be


youtu.be

一般質問終了。そして議会改革特別委員会設置議案を提出!

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今日の本会議、一昨日、昨日に続いて一般質問が行われました。

今日の登壇者も5人。私もその中の1人として、4番目に質問を行いました。

今回取り上げたのは、「子育て支援について」と言っても、そのほとんどは待機児童に関するもの。
残念ながら、まだまだ解消への道筋がついたとは言えない状況です。
詳しくは、また後で、書きます。


5人の一般質問が終わった後は、議会運営委員会。
今回、会派の中の4人で冒頭の写真にあるように、議会改革特別委員会の設置を提案しています。

というのは、先日新聞報道であった議員の定数削減条例ですが、今までの議員提出議案の取扱というと、委員会で議論することは省略し、本会議即決でやることが通例となっています。

でも、それでいいの?というのが、今回の提案のスタート。 

定数削減は、もともと私も言っていましたし、同じ会派の中にも今回の選挙で定数削減を言われた方もおられますが、4減が正しいのか、それとももっと減らすべきなのか、議会として機能するためには何人が正しいのか、しっかり議論して決めるべき。

また、定数以外にも議会のあり方をしっかり考え直す機会としたいと思い、写真にあるように、定数だけではなく、その他議会の活性化を案件として、特別委員会で、学識経験者の話などを聞いたり、市民の意見を聴いたりながら、しっかり議論したいと思い、今回の提案に至りました。

 

実は、同様に特別委員会の設置を提案した事が前にもあります。
その時のことは、また別の機会に。


この議会運営委員会の後は、市役所多目的ホールで行われる九工大情報工学部のサイエンスカフェへ。そして山笠の備品係の作業へと言う一日でした。

http://www.iizuka.kyutech.ac.jp/pr/sciencecafe

飯塚市議会、明日から一般質問! 私の出番は水曜日の午後です♪

6月議会が20日から始まりました。
そして明日24日(月)から27日(木)まで一般質問が行われます!
 
議会の一般質問というのは、私たち議員に許された大切な場。
市内の諸問題について執行部はどう考えているのか、また市の政策がどのように進められようとしているのか、質疑を通して明らかにしながら、このようにしてはどうかと提案する時間です。
 
毎回の定例本会議で、その機会が設けられますので、各議員には、4回×4年で16回のチャンスがあります。
議会によってルールが違うのですが、飯塚市議会では、持ち時間は議員1人当たり30分となっています。
これは、議員側だけの発言時間です。
議会によっては、執行部の答弁も含めての時間設定となっている議会もありますが、そうすると執行部側がなが〜く丁寧に(場面によってはだらだらと?)答弁するとあっという間に時間切れとなるケースもあり、この議員側だけの時間カウントというのは、◎ですね。

この部分、今日の西日本新聞の2面で、『知ってる?参議院 長答弁許さぬ「片道方式」』と良い記事がありますのでご一読を。

さて、選挙後最初の一般質問となる今回の議会には、新人議員5名中、土居幸則議員、金子加代議員、田中武春議員、吉松信之議員の4名を含め、17名の議員がエントリー。
執行部との議論を繰り広げます。
 
その質問項目と日程は次の通りで、本会議は10時開会です。
お時間許しましたら、ぜひ議会へ傍聴においで下さい。
なお、敬称略で、名前の前の数字は通し番号です。
 
 
6月24日(月)
1 佐藤清和
 1 防災対策について
 2 菰田・堀池地区の活性化について
2 吉松信之
 1 JR筑前大分駅西側ガード下に位置する県道穂波嘉穂線の歩道の安全確保について
 2 過疎対策事業債について
3 道祖満
 1 各種選挙の投票率について
 2 飯塚市子ども・子育て支援事業計画に関連して
4 守光博正
 1 総合的な災害対策について
 2 買い物困難者等の対策について
5 土居幸則
 1 飯塚市における外国人居住者の就労実態とその家族について

6月25日(火)
6 秀村長利
 1 手話言語条例について
 2 通学路の安全確保について
7 福永隆一
 1 飯塚市の観光事業について
8 平山悟
 1 頴田地区における公共施設について
 2 河川監視カメラについて
9 兼本芳雄
 1 不足する財源を確保するための手法について
10 奥山亮一
 1 公立小中学校への空調設備工事状況について
 2 免許証自主返納者への交通手段について
 
6月26日(水)
11 光根正宣
 1 防災について
12 永末雄大
 1 第二次行財政改革後期実施計画について
13 田中武春
 1 交差点事故について
 2 ため池の管理について
14 江口徹
1 子育て支援について
 1 減災について
 
6月27日(木)
16 金子加代
 1 DV対策について
 2 防災の取り組みについて
 3 けやき台上のメガソーラーについて
 4 アサヒ飯塚メガソーラーの開発について
17 川上直喜
 1 天道地区の水害対策について
 2 白旗山メガソーラーと林地開発について
 3 関の山の石灰石採掘と住民被害について
 
今回の一般質問、私は「子育て支援について」と題して、待機児童問題を主に取り上げます。
通常の一般質問だと2つか3つのテーマを聞くのですが、今回はこれ一本。
市内の待機児童の状況は、90人近くに昇る様子。
これだけの子どもが待機している中、ほぼ同じ数のお母さんやお父さんが働けない状況となっています。
また、飯塚市の都市戦略としても、大きな課題。
どのように、いつまでに待機児童の解消にたどり着こうとしているのか、しっかりお聞きしたいと思います。
私の出番は、水曜日の4番目ですので、午後から。早いと1時からになるかもしれません。
市役所8階の食堂・2階のカフェをご利用されて、傍聴へというのもいいかもですよ♪
 
皆様のおいでを飯塚市議会は心よりお待ちしております。
 
詳しい質疑通告はコチラからどうぞ。
なお、ネット中継は、コチラから。

6月議会、始まります!

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サイドブックス
昨日、議会運営委員会が開催され、6月議会へ提案される議案等が明らかになりました。
 
ちなみに、写真はペーパーレスとなった議案等の入っているサイドブックスというソフトの画面。こちらから議案や各種資料、行政計画などを見ることができます♪

今回、執行部より提案される案件は、補正予算議案2件、条例議案13件、人事議案1件、専決処分の承認議案1件、その他の議案2件、報告17件となっています。
この提案された議案等については、また別の機会にご紹介します。
 
6月議会の日程については次のようになっています。
 
6月20日(木) 本会議初日
6月24日(月) 本会議(一般質問)
6月25日(火) 本会議(一般質問)
6月26日(水) 本会議(一般質問)
6月27日(木) 本会議(一般質問、議案質疑・委員会付託)
7月 1日(月) 経済建設委員会・福祉文教委員会
7月 2日(火) 総務委員会・協働環境委員会
7月 4日(木) 本会議最終日(各委員長報告・質疑・討論・採決等)
 
お時間許しましたら、ぜひ傍聴下さい。
また飯塚市議会はネット中継も用意しています。ネット中継は、こちらからどうぞ。
ライブ中継
録画中継

新たな財政見通し、報告される。

 

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今週、飯塚市議会では、各常任委員会が開かれましたが、その中で、執行部より、新たな財政見通しが報告されました。
この財政見通しによると、10年後の2028年度末の財政調整基金・減債基金の総額は69億3千万円。
30年1月に報告された財政見通しでは、2027年度末の財政調整基金・減債基金の総額は19億1千万円でしたので、かなり上方修正された模様です。
 
ただ、この上方修正の要因は、ふるさと応援寄附金(いわゆる「ふるさと納税」です)を16億8000万円と設定し、単年度で約4億円、9年間分で約36億円の実収入の増、市税が9年間分で29.9億円の増、それに伴い普通交付税が9年間分で▲17.2億円の減、特別事業分の収支が計上事業費の精査等により9年間分で11.2億円の改善を見込んだことによるものであり、安心できるものではないかもしれません。
また、今後必要になるものの現在では、財政見通しに含まれていないもの(例えば下水関係など)もあります。
このようなことがあるので、財政見通しについては、詳細に分析する必要があると思います。
 
今回発表された財政見通しは、市のホームページにはまだアップされていませんが、私のホームページの資料室よりご覧頂けます。
よろしければご覧下さい。
 えぐち徹公式ウェブサイト資料室 → http://eguchi-tohru.com/databox.html