今日のニュースは村上氏一色。彼の記者会見、そしてインサイダー取引容疑の逮捕で、ニュースを拡大するテレビ局も多かった。日本の会社にとって、株主について考え直さざるを得ない機会を与えてくれた強烈な存在だった彼も、ルールの外へ出てしまった。その結果、彼は、「この世界から身を引く」選択をせざるを得なかった。
そして、もう一つ、盗作騒ぎ。とうとう、文化庁は受賞を取り消した。その判断が正しければ（たぶん正しいと思う！だって一緒じゃないか！）、和田氏もまた、同じように大切なルールを逸脱した。それも、芸術家にとって一番のルールをオリジナルであることをだ。
さて、政治のルールは何だろう。一番のルールは言ったことを守ることではないか。国政に限らず、地方政治でも言ったことがどんどん変わっていくことがある。そしてその変節の中で信頼を失っていくケースがよくある。そして、人は政治を信頼できないもの、怪しいものと思い始め、それが定着しているかのようだ。この姿は正しくない。正しい姿へ向けて、今後も努力していこう。皆様も、今一度、政治の正しい姿を取り戻すために、政治と見つめ直して欲しい。
