飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

教育委員会によると飯塚一中の近くは自転車が極めて危険らしい。通学だけでなく、あのあたり一帯、自転車使用禁止になるかも。


今日は、総務委員会と私の所属する市民文教委員会が開催されました。いつもの委員会だと午前中に終わるケースが多いのですが、今日は別。3時頃までしっかり議論させて頂きました。
今日紹介するのは、中学校の統合問題。今回、議案として一中、菰田中、三中の統合のための条例改正案が出されています。そして、その議案に関連して通学方法についても説明がありました。3つの中学が統合することとなり、当然、通学距離が長くなる生徒達が出ます。で、通学方法について、自転車通学を認められないかという保護者の意見がありました。しかし学校側はNOという返事。この点を巡って今までもこの市民文教委員会で教委側とやりあってきたのですが、今日も同じ構図。


で、今日の説明では、現在合意へ向けて詰めているカタチとして直線距離で2kmを超える生徒に公共交通機関を使う場合、補助金を出すということだそうです。その費用年間百数十万円。しかし、直線距離で2kmを超えている生徒は一中だけではありません。その生徒達にも出すかというと、それは別。今回の措置はあくまで一中の統合に関するもので他校はいままで通りという説明。
そして、いつまで出すのかという質問には、教委側は学校再編によるものであり、次の学校再編といったことがあるまでは継続するといいましたが、副市長は、その方針を否定。市と市教委の方針が食い違っています。


また、なぜ自転車通学が認められないかという点について、市教委は、一中の近くは自転車が極めて危険な地域であるので認められないと。


ふ〜ん、近くを良く通るけど、そこまで危険とは思えないし、何より一中から川土手に上がって河川敷に降りたら、そこにあるのはサイクリングロード。ここが危険だというなら道路はどこも危険!
国もサイクリングロードを通学路とすることに問題は無いと言っているのに、教委は学校の言うことだけを聞く。その「一中の近くは自転車が極めて危険な地域であるので認められない」というんだったら、一中の近くの地域一帯は、通学だけでなく、いっつも自転車使用禁止にするんだね。でも、そんなバカなことは考えないだろうし、そんな危険な状況でもないのは誰でも知ってる。


生徒の安全を考えるのは大切だが、理性が働かないのは困る。こんな状況、早くどうにかして欲しい。


今日の委員会ではもう一つ大きな問題があったのだが、それはまた後日。