今日は予算委員会の三日目。終了はおよそ午後10時20分でした。19日の本会議が残っているものの、今日の委員会で、平成20年度一般会計予算の実質審議は終了しました。
今年の予算は541億円。久しぶりのプラス予算です。財源不足は約20億円と依然として財政運営は厳しいものの、子育てや企業誘致に重点をおき、前年と比べ総額が上回る積極型の予算案です。
以下に一般会計予算541億円の概略(1万円未満切捨)を示します。参考になれば幸いです。
区分 予算額 構成比
議会費 3億8747万円 0.7%
総務費 41億7814万円 7.7%
民生費 234億5504万円 43.4%
衛生費 45億0492万円 8.3%
労働費 2億5153万円 0.5%
農林水産費 8億1597万円 1.5%
商工費 11億8335万円 2.2%
土木費 38億2004万円 7.1%
消防費 17億5500万円 3.2%
教育費 55億1398万円 10.2%
公債費 81億8451万円 15.1%
予備費 5億0000万円 0.1%
また、財源不足には貯金である基金を取り崩し対応。一方、借金である市債残高は、08年度末で約574億円となり、2年連続で圧縮されます。
その市債残高に占める交付税予定額(今後、地方交付税として帰ってくる見込みの金額)は、08年度末で約335億6千万円。差し引き、約238億5千万円が、市が自力で返済しなければならない借金ともいえます。
本会議を経て、4月からの予算執行にGOサインが出るわけですが、その使い方については、予算が議会を通ったとはいえ、十分慎重に考えていただき、自分のお金を使う感覚で引き締めるところは引き締め、止めるべきものは止める勇気を持っていただきたいと思います。