飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

清渓セミナー2日目&歴史資料館(室)・郷土資料館

今日は、セミナー2日目。午前中は医療について、邉見公雄さん(赤穂市民病院院長・全国公立病院連盟会長)を講師に迎え、医療現場で怒っていることを中心にお聞きしました。
そして、午後は議会改革について、穂坂邦夫さん(元志木市長・NPO法人地方自立政策研究所代表)をコーディネーターに迎え、根本良一さん(元矢祭町長)、橋場利勝さん(栗山町議会議長)、萩野虔一さん(三重県議会議長)のお三方のやってこられたことなどを中心にお聞きしました。

その後16:30分からの講座では、清渓セミナーではおなじみの福岡政行さんの講演です。今年の福岡さんは、ちょっとふっくらして去年より元気なようす。国政から経済まで幅広いお話を聞かせて頂きました。

それでは。今日の施設の統廃合方針のご案内は歴史資料館(室)・郷土資料館です。

注:以下は、市の策定した、公共の施設等のあり方に関する第一次実施計画(素案)から見直しの方向、具体的な内容、見直しにあたって考慮すべき事項の3点についての抜粋です。施設の概要、利用者数、施設の管理運営コスト、実施スケジュール等については、市のHPをご覧下さい。

施設名 歴史資料館(室)・郷土資料館

【見直しの方向】
歴史資料館(室)・郷土資料館は、3箇所設置しているが、飯塚市歴史資料館に統合し、飯塚市穂波郷土資料館及び庄内歴史資料室は、平成21年度中(できるだけ早い時期)に用途廃止する。また、飯塚市歴史資料館は、市内の歴史的文化遺産等を活かした観光都市づくりの拠点施設であり、他の観光・文化施設と連携を図る必要があることから、当分の間は直営で管理運営を行うが、できるだけ早い時期(平成23年度を目途)に指定管理者制度を導入する。

【具体的な内容】
1 飯塚市歴史資料館は昭和56年、飯塚市穂波郷土資料館は平成3年、庄内歴史資料室は平成6年に設置され、直営(飯塚市歴史資料館は一部委託)で管理運営を行っているが、飯塚市穂波郷土資料館及び庄内歴史資料室は、利用者が少なく、飯塚市歴史資料館に展示資料の一部を移動し、展示内容の充実を図るほうが、より利用者ニーズに応じた効果的・効率的な運営が期待できることから、利用者等地域住民への周知などにある程度の期間を要することも考慮しながら、平成21年度のできるだけ早い時期に両施設を廃止し、飯塚市歴史資料館に統合する。
2 飯塚市歴史資料館は、文化財の常設展示や企画展、更に学習会、講演会などを実施しているが、今後は、市内の歴史的文化遺産等を活かした観光都市づくりの拠点施設として、近隣自治体や関係団体等と協議を行いながら、市内や近隣地域の歴史的文化遺産や観光施設との更なる連携を図ることが必要であることから、当分の間は現行どおり直営で管理運営を行うが、利用者ニーズに応じた効率的かつ弾力的な管理運営が期待できるできるだけ早い時期(平成23年度を目途)に指定管理者制度を導入する。

【見直しにあたって考慮すべき事項】
1 飯塚市歴史資料館の展示可能なスペースが限られていることから、常時展示できない文化財は、穂波庁舎及び筑穂庁舎のロビーの一部を展示スペースとして利活用することについて検討するとともに、飯塚市穂波郷土資料館については、現在、飯塚市立穂波図書館との複合施設であり、また、敷地内には公民館、体育館等の公共施設が設置されていることから、収蔵庫としての利活用も含め総合的に検討することが必要である。また、庄内歴史資料室については、施設周辺に公共施設が集中しており、庄内地域の住民にとって利便性の高い場所であることから、庄内支所をはじめ周辺の公共施設のあり方と併せた有効利活用策について検討することが必要である。