飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

8月15日とお盆。

私事だが、今年は父の初盆だった。7月の一周忌からお盆へと一連の流れの中で、改めて父に思いをはせながら準備を行い、家族で過ごした。

そして、そのお盆の最中に8月15日がある。8月6日の広島原爆の日、8月9日の長崎原爆の日、そして8月15日のお盆は終戦記念日だ。この8月、日本人は、過去を振り返り、先祖のことを思い、戦争の悲惨さを嘆き、二度とこのようなことがないようにと誓う。

そのことと、お盆が重なっていることが、初盆を過ごす中で何かひっかかってしかたなかった。

私たちは誰しも生まれ、死んでいく。その中で、少しでもよいことがあるようにと願い、生きるために働き、子どもによかれと思い行動し続ける。

その行動を決める時に、モノサシとなる判断基準。それが正しくあるか、大丈夫かを問い直す機会がこの夏かも知れない。お盆の際に、先祖を迎え、送り、思いをはせる。また戦争を問い直し、再度、いかに生きていくべきかを考える。

個人として、家族として、国家として、自らを振り返る。8月ってそんな時期なのではないか。改めてそう感じたお盆だった。

先祖に向かって、父に向かって恥じることなく、堂々と「いま、こう考え、一歩一歩進んでるばい」そう話せる自分でいよう。