飯塚市議会議員「えぐち徹」のつれづれ日記

飯塚市議会議員えぐち徹の足跡です。

オートレース民間委託へ。委員会は可決。病院補正予算は29日に再審議。


今日の飯塚市議会は、経済建設委員会と厚生委員会が開催され、それぞれ付託された議案の審議が行われました。私は、所属委員会ではないので傍聴に。
まずは、オートレースの民間委託が審議される経済建設委員会の傍聴に入りました。


このオートレースの民間委託については、8月19日の経済建設委員会で表明された方針。今回の9月議会にその民間委託の実行のための補正予算が提案されています。19日の本会議でのその補正予算を経済建設委員会に付託する際に、私がいくつか質疑を行い、審査要望もさせて頂いていました。
まず、その点などに対し、平山委員が質疑を。
その質問に対し、上の資料にもある①のJKA交付金猶予分(支払いを待ってもらっている分)と、③から⑥の債務負担行為分(簡単に言うとリース分)、それと⑦の人件費は、委託先の民間企業が飯塚市に対して最低保証するお金から支払い、それでも残額があれば、②の飯塚市の累積債務(貯まった赤字)を減らしたいと、執行部側が説明。


ただし、収益保証について、どれだけを最低線とするかは言明せず。その金額次第では民間委託する意味が無くなるので、委員側ははっきりするよう要求。断続的に休憩となりました。


再開の後、委託先の民間企業から飯塚市に対して支払って頂く収益保証については、2億円+売上の1.5%が最低線の見込みと表明。
また、船橋オートの廃止の影響についてはシステム関連・選手共済などの共通経費は28〜32年度は船橋市・千葉県が負担する方向で調整中。共通経費以外は各場で分担となる見込み。
走路改修は29年度頃で、費用は約2億円、施設改良基金4億700万円で対応。その他施設は、27年度の耐震診断後に補助金を活用し対応。
プロポーザル募集期間が短いとの指摘については、8月19日に民間委託の方向性は表明しており、それから考えると2ヶ月以上あり適当と考える。


おおよそ以上のような質疑の後、採決が行われ、全会一致で可決となりました。まぁ、妥当な結果となりましたが、市の検討の甘さが良く見えた委員会審議でした。


収益保証の最低線で計算すると、昨年度の売上がおおよそ100億円ですので、この線から言うと3億5千万円の収入となります。このペースでは、の5年間の委託の間では累積赤字の解消まではなりません。しかし、JKAへの支払いは全て終わりますから、まぁ良しとするかというところです。

さて、問題は10月からの委託先の募集の結果。良い結果を願わずにはいられません。


もう一つの厚生委員会では、病院会計の補正予算に関する説明が、???だったということで29日に再度審議することとなった模様。この病院会計補正予算の審議が終わった後に、傍聴に入りましたが、ちょっと気になる点も。後で再度確認する必要が出てきました。